Facebookに5ドルを払ってメディア開発の実践をしたお話
ブログを運営する上、日々の日記というよりも
『情報発信メディア』として運営していきたいと考えており、
コンテンツを作りこんで執筆しています。
一方で、コンテンツを作り込んで発信できないんだけど、
これ「おもしろい」、「すごい」などなど
短時間でスピーディーに発信する手段として、
実はFacebookページも作っており、
情報発信の切り分けを行っています。
今回はこちらのFacebookページを通じたメディア開発のお話。
INDEX
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Facebookページ現状
上記で説明したようにFacebookページの役割は、
『新鮮でおもしろい記事をスピーディーに提供』するメディアとして、
ブログとは切り分けて運営しています。
運営の流れ
このFacebookページの運営の流れは、
- Facebookページ内に投稿の蓄積
- オーガニックのいいね!の推移を確認
- 広告露出
この流れを考えていました。
機能として、
友達に「いいね!」をリクエスト
という方法もあるのですが、
純粋にコンテンツとこのメディアとしての方向性に
興味を持ってくれる方を集めたかったので、
「やらない」ということに決めております。
これは、このブログも同様で、
純粋にこのブログをおもしろいと思っていただいた方に
続けて読んでいただきたいので、
自らのSNSを通じた集客などは行っていません。
転機
Facebookページですが、
「1.Facebookページ内に投稿の蓄積」という段階で
約30記事ほど投稿し、ある程度、良質なコンテンツを貯めれてきたかな?
という頃に、ひとつの転機を迎えました。
リーチが多い投稿が生まれる
1投稿あたり平均10~20ほどのリーチ数(=その投稿を見た人の数)でしたが、
『営業のローカライズ』という内容で投稿した
こちらの記事が約80のリーチが10時間ほどでありました。
いいね!が集まらない
「1.Facebookページ内に投稿の蓄積」という段階ではありましたが、
運営を始めて2ヶ月弱で、「2.オーガニックのいいね!の推移を確認」を
気にしなければいけない時期が来ました。
2ヶ月弱で集まったいいね!はたった9件と乏しい数字であったので、
今回の転機をひとつのチャンスにしようと
新しい取り組みを行ってみることにしました。
Facebook広告の利用
いいね!がなかなか集まらない、
でも、リーチが急に増えた投稿がある。
そんな僕に、あるお知らせがきます。
悩みを抱えた僕の打開策になろうかというぴったりの誘惑でしたw
仮説
現状を踏まえて、下記、仮説を考えてみました。
- 現状
投稿は約30と蓄積されてきたが、リーチ数・いいね!数は伸びていない。
一方で、短時間でいつもの何倍のリーチを集める投稿あり。 - 課題
リーチ数を集めれる記事が少ないからいいね!数が集まらない。 - 打ち手
リーチがそこそこ集めてる記事に広告をあてて、リーチ数を一気に伸ばす。 - 検証事項
リーチ数に連れて、いいね!数が伸びるか。
個人的には、
いいね!という行為自体、商品購入やシェアに比べて、ハードルが低いと感じており、
簡単に言うと、(安易ではありますが)
見てくれる人を増やせば、いいね!数は増えるだろう。
と考えたのです。
実績
結論から言いますと、広告経由で、
1,168人に見ていただいて、
1いいね!
しか集まりませんでしたw
効果検証
詳細データの見方
縦のグルーピング
- 赤は、投稿とシェア先のいいね!・コメント・シェアの合計
- 青は、投稿のいいね!・コメント・シェアの合計
- 緑は、シェア先のいいね!・コメント・シェアの合計
横のグルーピング
- 黒は、いいね!投稿とシェア先の数の合計
- 青は、コメント投稿とシェア先の数の合計
- 紫は、シェアの投稿とシェア先の数の合計
詳細データ
それでは、上記の詳細データの見方を元に見てみましょう。
いいね!は、この投稿に対しては1個で、シェア先では7個で合計8個。
コメントは、この投稿にも、シェア先にも発生してないのでゼロ。
シェアは、この投稿には発生していないのでゼロ。
リンクのクリックは29クリックなので、ヤフーのページに飛んでます。
その他のクリックの91は、このFacebookページへのリンクのクリックともっと見るのクリックになります。
考察
想定リーチが5$で750リーチだったのに対して、
若干の投稿に対するシェアがあった為、1,168リーチと伸びているものの
いいね!に繋がらなかったといのが現状です。
やはり、いかにいいね!のハードルが低いからと言え、
リーチ数を増やせば、いいね!数に繋がるという訳ではないということです。
今回の検証を元にした次への改善ポイントは、
- ページの紹介文をわかりやすく。
→ページのコンセプトをよりシンプルに伝える。 - 他の投稿の質も上げる。
→他の投稿のリーチも伸びてないということは、
他の投稿の質も低いということ。 - ブログとクロスユースさせる。
→他の媒体へ流してしまうことで、戻っていいね!されずらくなってる。
上記、改善のポイントを挙げてみましたが、
Facebookページのコンセプトが見えづらくファンになり、定期的に読みたいと思えなかった。
この投稿以外で、FacebookページのTOPに来たが、読みたいと思う投稿は他になかった。
詳細の情報をヤフーニュースに飛ばした為に、飛び先の記事を確認してしまって終わってしまった。
などなどの問題が詳細のデータからは読み取れるので、
広告の次回は打つ際は、上記ポイントの修正をして望んでみたいと思います。
まとめ
メディアの切り分けをした場合、他方に強力な発信力があって、顧客を流し込める以外では、個別に顧客獲得を行わなければならない為、メディアの方向性に関わらず、良質なコンテンツを集めなければならないと強く実感する実践でした。
また、明確にメッセージを伝え、ファンになっていただくには、
よりシンプルでわかりやすいメディアのコンセプトが必要になるとも感じています。
たった5ドルの広告でしたが、普段サラリーマンとして、会社のお金しか使っていない僕からすると大きな経験ができたと思います。
たった5ドルだけど、されど5ドルの経験にできるかは自分次第じゃないでしょうか?
ブログを読んでいただいてる方は、
Facebookページの方も興味持っていただき、いいね!していただけると幸いです。
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