新卒1年目に教えられたこと。一生通用すること。
就職して4年目。
少し煮詰まったときに、過去の上司・先輩の教えに立ち戻ります。
今回はその中でも、これからも一生通用するであろう、一番最初の上司の教えを紹介。
INDEX
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働く上での【Value・Mission・Practice】
Value(価値観)
- 社会観:どのような社会にしたいか?
- 人生観:自分はそれにどう係わっていきたいか?
- 会社観:会社・事業部はその為に何をするべきか?
- 仕事観:自分の仕事はどうあるべきか?
社会に貢献する為に、会社という環境を通じて何をするのか?
Mission(使命)
『人と社会に貢献し、自らの成功を通じて、社会を変革し、豊かにする。』
「自分の為」だけではなく、社会に貢献する為の『大義名分』を持つことが大事。
Practice(実践)
- 自らが会社コンセプトを体言するロールモデルとなる。
- 当事者・経営者意識を持ち、日々の業務にまい進する。
- 強さの源泉は、「徹底力」と「INNOVATION」。
徹底力:やりきること。
INNOVATION:大小問わず、自ら業務・社会に変革をもたらすこと。
誰かがやってくれるではなく、「自分がやる」という意識が重要。
意識で終わらず、やりきる・結果を出すこと。
マインド・スキル・ナレッジ
『考える』:マインド
『考える』は大きく2種類
- 頭の引き出しにない、まったく新しいことを想像する。
- 頭の引き出しから、一番似たものを引き出す。
『考える』ポイントは経験の豊かさ
経験の豊かさ = 経験の量 + 経験の質
「やれるか、やれないか」ではなく、「やるか、やらないか」
「思っていた業務と違う」
「私がやりたかったことは、こんなことじゃない」
一定の管理や、最初は小さい役割や超えられないと感じる壁が邪魔をする。
単調に見えたり、個性を出せないと感じる管理や役割を遂行するその量が、『経験の豊かさ』を高め、『考える力』をアップさせる重要なスタート。
『能力』:スキル
『能力』は大きく2種類
- 先天的に持っている、いわゆる素質・センス→かけ算
- 後天的に蓄えていく知識→たし算
『能力』のポイントは継続的なアクション
能力 = センス + 知識
「やればできる」は、「やらないのでできない」と同義。
センスに頼らない、継続的なアクションなしに、能力は上がらない。
ex)プロ野球、サッカーチームのレギュラー獲得
『ノウハウ』:ナレッジ
『ノウハウ』は大きく2種類
- 【再現性が限定的な、特殊性ノウハウ】
- 【誰にでも再現性のある、汎用性ノウハウ】
『ノウハウ』のポイントは汎用性
ノウハウ = 動く:量 + 勉強:質
「考える為に動くこと」が重要。
「考えてからでないと動けない」では成長できない。
新しい知識は、実践しないと意味がない。
STEP1:覚える
↓
STEP2:理解する
↓
STEP3:実践する
理解するで止まらず、実践して初めて、身に付きます。
継続的なアクションから、『考える』をフル回転
所謂、PDCAサイクルを回し続けること。
重要な点は、1回や2回でなく、何回も続けること。
『考える力』は、一朝一夕では身に付きません。
常に継続してアクションし続けることで、後に大きな力になります。
まとめ
茶道・武道・芸術などでは、『守破離』という師弟関係の思想だがあります。
まずは師匠に教え、型を「守る」ところから修行が始まります。
後に、その型を自分に合った、より良い型を造ることにより既存の型を「破る」。
最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、
型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができるというのが、『守破離』の考え方。
ビジネスにおいても
- 守:上司・先輩の教えを元に業務を遂行する。
- 破:教えられた型を自分用にアレンジする。
- 離:新しい価値を創る。
だと考えられます。
新しい価値を創って行く上で、常に上司・先輩の教えを踏襲すること、立ち返ることは重要なことではないでしょうか。
ぜひ、煮詰まっている方は参考にしていただけますと幸いです。
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