優秀なビジネスパーソンになる為に必要な4要素。スキル・ナレッジ・マインドだけじゃない！
優秀なビジネスパーソンに必要な3要素として有名な
『スキル・ナレッジ・マインド』。
「仕事ができる人」のコンピテンシー(=仕事の取り組み方)を語る上で、
重要なキーワードです。
しかし、これからは従来の3要素ではなく、
『スキル・ナレッジ・マインド・インテリジェンス』の4要素が必須。
今回は、優秀なビジネスパーソンになる為に必要な
『インテリジェンス(思考力)』を紹介。
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スキル・ナレッジ・マインド
一般的に、「仕事のできる人」は、
適切なマインドを持っている為、自ら必要な知識を獲得し、
その知識を自身のスキルに落とし込み実践する。
それ故、「成果(アウトプット)」を出すことができると考えられています。
スキル(技術)
物事を行う為の身に付けた能力のこと。
コミュニケーション能力、分析力、問題解決力、提案力。
ナレッジ(知識)
知識や知見のこと。
一般常識、ビジネスの基礎知識、業界知識、専門知識。
マインド(姿勢・価値観)
物事へ取り組む姿勢や価値観(考え方)のこと。
チャレンジ精神、やり遂げる意識、当事者意識。
インテリジェンス(思考力)
思考力とは？
一般的には、「物事を考える力」のこと。
物事を上手く処理したり、効率良く作業が行える人を「思考力が高い」と言ったりします。
ビジネスにおける思考力とは、
獲得した知識や技術を用いて、考え(知恵)を働かし、問題への対処方法を考案する力。
「自分のスキルやナレッジを関係付けて、応用させる力」という捉え方もできます。
具体的には、ヴィジョン構築能力、ストーリー構築能力などの応用力。
個人戦術
従来は、
「適切なマインドのある者が、知識を獲得し、その知識をスキルに落とし込む」
ことで、「成果」を出していると考えられましたが、
これからの理想像は、
「適切なマインドのあるものが、状況・環境やその人の特性に合わせて、ナレッジ・スキルを効果的に関係付ける」
ことで、「成果」を出すと考えられます。
個人のスキル・ナレッジ・マインドを
正しく機能させる為にインテリジェンスの力によって、関係付ける「個人戦術」が必要なのです。
思考力の磨き方
スキル・ナレッジ・マインドに関しては、
多くの有名な書籍やインターネットの記事がありますが、
いかにビジネスに必要な『インテリジェンス(思考力)』を磨くのでしょうか。
思考力とは、「物事を考える力」である為、
普段から「考える癖」を身に付けることで、思考力を磨くことができます。
自分の答えを出す
日々の出来事に「なぜ？」を追求して、自分なりの「答え」を出してみたり、
「仮説」を立ててみたりする。
例えば、
「なぜ、保育園問題は起きたのか？」
「なぜ、日本の携帯はSIMロックがかかっていたのか？」
など話題のニュースの「なぜ？」という疑問を持つことが大事です。
人に発信する
自分の出した「答え」を人に発信することで、
- 他人の考えとの差分の認識
- 自分の考えの整理
ができます。
1.他人の考えとの差分の認識
自分がどう考えたかと、他人がどう考えたかの差分を知ることで、
自分の「考えの深み(論理的、おもしろいなど)」が知れたり、
他人の物の見方・考え方を参考にできます。
2.自分の考えの整理
言語化することで、自分の考えを整理でき、理解できてない部分が明確になります。
継続して繰り返す
「自分で答えを出し、発信する。そして、もう一度、自分で考える。」
このサイクルを継続して、繰り返すことで、
『思考力』に繋がっていきます。
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まとめ
実は、本当に「仕事ができる人」には、
「インテリジェンス(思考力)」は、既に備わっているはずなのですが、
今まで、『スキル・ナレッジ・マインド』の影に隠れ、
スポットライトの当たらない要素だったので、今回、見える化してみました。
『人間は考える葦である』という有名な言葉があるように、
人間は弱い存在でありながら、「考える」ことで強く生きることができる動物です。
ビジネスでも、「インテリジェンス(思考力)」を養うことで、
競争ひしめく、ビジネス界で、活躍していくことができるのではないでしょうか。
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