Bizhacker ~起業家を目指すビジネスメディア~

勇気がないから、起業しないんじゃない。と言い訳させてくれ。

大学時代コミュ障の僕がFacebookの友達800人、営業TOP5へ。「自ら機会を創出し、その機会によって自らを変えよ」。

ビジネスには言わずもがな

「コミュニケーション能力」が必要です。

 

MTG、商談など想像に難くないと思います。

 

今回は、僕の実体験を踏まえ、

いかにコミュ障が友達を作ったり、

さらにはコンサルティング営業TOP5の成績を残すまで

コミュニケーション能力を高めたかを紹介します。

 

 

 

 

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僕の歴史イントロ

 

僕にとって大学というのは

初めて知らない人に囲まれる経験でした。

 

というのも

物心ついた小学生から高校生までサッカーをしており、

あらゆる学校生活で常にそもそもの知り合いがいたのです。

 

そんな僕は

人よりちょっとシャイくらいの認識で

大学入学すると、

自分がコミュ障だと気づかされる壁にぶちあたりました。

 

大学入学。悲劇の始まり。

 

立命館大学には

入学と同時に基礎演習というクラスのようなものがあります。

 

この初めての基礎演習のクラスで事件は起きました。

 

 

教室に入ると数人座っており、

僕は恥ずかしさ故に

既に入ってる人と離れて着席。

 

この選択が全ての元凶の始まりだと知らずに。。。

 

続々と来る新しいクラスメイト。

 

「隣いい?」

なんて会話のきっかけを探りながらみんな座っていきます。

 

僕の隣に来る人も

「隣いいですか?」

なんて挨拶から会話が始まって仲良くなるんだろうな。わくわく。

 

と胸を弾ませていると、、、、

 

授業が始まっても

誰も隣に座ってくれない!!!!!!

 

あとから来た子たちは

既に会話の始まってる輪の中へ入っていったのだ。

 

「えっ、北海道から来たの!?北海道って二重窓なんでしょ?」

「そうそう、北海道は寒いから窓が二重なんだ!」

「えー、すごいー!」

とどうでもいい話題で周りが

盛り上がり始めた中、

 

「Oh, Shit!!!」

ひとりなのは僕だけじゃないか。

 

隣の人に話しかけるのですら

富士山のような高いハードルなのに

この既に出来上がった集団に話しかけるなんて

エベレストより高いハードルだよ。。。

 

そんな僕を尻目に授業は終わり、

みんなで仲良く教室を出て行く姿を見送ることを覚悟した

その瞬間!!!!

 

「君、どこ出身なの?」

「みんなでご飯行くから一緒に行こうよ!」

 

こんなクラスの悪玉菌のような奴に

話しかけてくれる勇者が現れました!!!

 

彼のおかげで窮地を免れた

と思ったのも束の間

 

次なる試練がやってきました。

 

 

ランチの会話

 

「岡山と神戸って政令都市じゃん!一緒じゃん!」

 

なんだよ、政令都市って。。。

うち岡山より田舎だから絶対政令都市じゃないじゃん。

政令都市の会話入れねーよ。。。

 

ランチで会話がすすまねーーーーーー

 

なんの話したらいいんだよ!

 

僕だけ会話に取り残されてるじゃねーか。。。。

 

こんな波乱の1日で

気づきました。

 

僕はコミュ障だと。

 

 

夏休みときっかけ

 

コミュ障だと自覚してからは

毎日が楽しくありませんでした。

 

友達を作る自信もなく、

大好きなサッカーをする為にサークルに参加することもできずにいました。

 

結局、入学から約4ヶ月感ほどは

基礎演習のわずかなクラスメイトのみと絡む

寂しい生活を送るはめになりました。

 

そんな中、待ちに待った夏休み

 

地元に帰れば、地元の友達が。

 

「Oh, Shit!!!」

「I completely forgot!!!」

 

僕の大好きな高校のサッカー部の大半は

浪人してました。

 

遊んでるどころじゃありません。

 

ただ、わずかな大学生になった友達は

なんと変わり果ててました。

 

髪の毛は茶髪でくるくる

耳にはピアス

 

うおおおおおお

これが噂に聞いた大学デビューか!!!!

 

なんでそんなんになれんだよ!

リスペクトだよ!

 

っていうか

この少人数で100%大学デビューなのに

なにしてんだ、僕は。

 

 

そして、そんなとき

すばらしい言葉に再び出会いました。

※1度目は高校時代に出会いました。

 

「自ら機会を創出し、その機会によって自らを変えよ」

 

リクルートの旧社訓であり、

創業者の江副浩正によって作られた言葉です。

 

この2度目の出会いが僕の全てを変えました。

 

「自ら機会を創出し、その機会によって自らを変えよ」

 

この言葉に出会い

結局、僕は

コミュ障だと言い訳し、

何もしてないチキン野郎じゃねーかと悟りました。

 

大学入学したときも

誰からの話しかけられ待ち

会話するときも誰かの話題作り待ち

 

常に僕自身の「受け身の姿勢」が問題であり、

「自分のコミュニケーションの方法がないこと」が大きな問題でした。

 

ビジネス的に言うと、ボトルネックでした。

 

そこで、僕は

自らを変えるべく、

自分の中でのコミュニケーションの手法を編み出しました。

 

 

僕のコミュニケーションフレームワークとアクナレッジメント

 

1)自己紹介

2)共通の話題探し

3)共通の話題で共感

4)ご飯、飲み会の約束

5)連絡先GET

6)見かけたら必ず挨拶

この一連の流れに

会話の枕詞に「名前を呼ぶ」

随所で「とにかく褒める」

のコーティングを施すのが、

僕のコミュニケーションフレームワークです。

 

1)自己紹介

 実は僕の名前はある有名な芸能人と

 漢字も読み方も1文字違いと

 恥ずかしい名前なんですが、

 これを売りにすることにしました。

 

 「僕の名前、◯◯ ◯◯って言います。漢字も読み方も 1文字違い!」

 って言うと、

 だいたい突っ込んでもらえるか、

 苦笑いしてもらえます。

 

 突っ込まれると会話が広がりますし、

 苦笑いだと、

 「◯◯くんの名前、ここ笑うとこ」

 って添えればOKです。

 

 あとは向こうの名前聞いたときに

 「◯◯くんの名前、めずかしいね!」

 「◯◯くんの名前、かっこいいね!」

 と名前を呼びながら常に褒めれるのが大事です。

 

 僕の場合は、名前が特徴的ですけど、

 同じ漢字の芸能人探してみてくだい。

 

2)共通の話題探し

 ここは質問のセンスがあるんですけど、

 ポイントは

 「自分の興味あること、好きなこと」

 を中心に聞きます。

 

 すると、次の3)共通の話題で共感に

 繋がりやすいです。

 

 僕の場合は、スポーツ好きなんで

 「部活なにしてたか?」

 とかでスポーツの話題になりやすくしてました。

 

 大学生の場合は、

 「◯◯くん、土日とか休み何してんの?」

 「◯◯くん、バイト何してるの?」

 ここらへん聞けばいけます。

 

 だいたい

 「寝てる」

 「飲食店で働いてる」

 っていうんで、自分と一緒です。

 

 あとは、

 「へー、◯◯くん、6年もサッカーやってるってすごいね!」

 「確かに、◯◯くん、野球やってそうな顔してる!」

 という感じで褒めるのも忘れずに。

 

3)共通の話題で共感

 2)共通の話題探しで見つけた共通の話題に共感しながら

 深ぼって会話していきましょう!

 

 「やっぱ休みの日はめっちゃ寝るよねー、◯◯くん、何時間くらい寝る?」

 「僕も◯時間くらい寝る。けっこう寝すぎて後悔することない?」

 

 ってな感じです。

 例え、「寝る」トピッックでも自分もやってれば、

 会話できます。

 

 バイトの話とかも

 「◯◯くん、お客さんでうざい人とかいない?」

 「あー、いるいるそういう人。こんな人もいない?」

 お客さんの話は共通かつ深堀りやすいです。

 

4)ご飯、飲み会の約束

 ここまでくれば、あとは簡単です。

 「◯◯くん、今度、飲みいこー」

 「◯◯くん、今度、ご飯食べいこー」

 これだけです。

 

 面と向かって断れる日本人はいないんで

 安心してください。

 

5)連絡先GET

 このスムーズな流れで、これも簡単です。

 「あっ、◯◯くん、じゃあ、今度、誘うとき連絡するから連絡先教えてもらっていい?」

 

 これも一緒です。

 目の前で拒否する日本人はいないんで

 安心してください。

 

 ここで、Facebookを聞くのもOK

 

6)見かけたら必ず挨拶

 そして、意外と重要なのはココ!

 見かけたら絶対、声かけましょう!

 

 ちょっとチャラいパターンだと

 「◯◯くん、うぃー」

 

 普通のやつだと

 「◯◯くん、元気?」

 

 こんな簡単な挨拶だけで十分です。

 

 会話の一連の流れはケースバイケースなとこはありますが、

 「名前を呼ぶ」、「相手を褒める」っていうのは

 アクナレッジメントといって

 あなたのことを認知してますよ

 あなたのことを受け入れてますよ

 というシグナルを伝え、

 距離感を縮めるのに役立ちます。

 

 

番外編

飛び道具的なコミュニケーション手法です。

 

「ごめん、ちょっとトイレ行くので荷物見ててもらってもいいですか?」

この会話はいつでも使えます。

トイレから帰ってきたら

お礼と言ったついでに

自己紹介。

すると、フレームワークの1)から始められます。

 

喫煙者の方、限定ですが、

「ライター貸してもらえますか?」

これもお礼と同時に自己紹介で

フレームワークの1)からいけます。

 

フレームワークを使わなくても

簡単な会話のきっかけ作りができます。

 

ここまで、会話できれば

臆することなく、Facebookの友達申請していきましょう!

 

 

全ての経験がビジネスに活きている。

 

「友達を作りたい」

そんな一心で考えていたことが、

問題解決とPDCAの実践に繋がってました。

 

現状:受け身の為、誰かに話しかけてもらうの待ち。

   結果、ほとんど友達がいない。

課題:コミュニケーションの方法がわからない。

打ち手:自分なりのコミュニケーションのフレームワークを作り、実践。

 

あとは、打ち手の部分をPDCAを回しながら改善していくことで

洗練されたフレームワークへとなっていました。

 

これは日常生活の問題であって

ビジネスのあらゆる面で

これと同様の思考は必要とされるはずです。

 

また、冒頭にお話したように

MTG、商談などコミュニケーションが必要とされる場面は

ビジネスでは山ほどあります。

 

ただ、自分のフレームワークをビジネス様に

カスタマイズしさえすれば、

「友達作り」以外にも使えます。

特にビジネスの際は、

コミュニケーションのフレームワーク

アイスブレイクになります。

 

初めて、相手の担当者としゃべるときは

1)の自己紹介から行い、しっかりアイスブレイクを行い、

話の議題を

現状→課題→打ち手の順でしゃべる。

あとは、その取り組みをPDCAを回して洗練させていく。

 

こんな感じで、

僕のコミュ障の経験もビジネスの現場で活きており、

企業への提案の際は、

この流れで行うことで

明確に伝えたいことを伝えれた為、

コンサルティング営業の成績TOP5まで登り詰めることができました。

 

少しでも参考にしていただけると幸いです。

 

 

そして、僕の人生を変えてくれた

江副さんの

「自ら機会を創出し、その機会によって自らを変えよ」

に感謝です。

 

これは、大学生時代に限らず、

今も僕の軸になってます。

 

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