ザ・鉄腕DASH!!の台本が4行。から学ぶマニュアルメーカーとマニュアルレイバーの違い。
毎週日曜日19時から放送されている
ザ・鉄腕DASH!!のロケの台本が「4行」だけだったことが話題。
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DASH島のロケの台本
「ザ・鉄腕DASH!!」(日本テレビ系列で放送)などを担当されている
日本テレビプロデューサー・島田総一郎さんによると
引用:朝日新聞 TVダイアリー 2016年3月6日
①集合・到着時刻
②満潮干潮の時刻
③日没時刻
④作業目標(水深6メートルなど)
の4行だけ。台本というより工事の予定表ですね。
つまり、余白部分をどう埋めるかはTOKIOとスタッフの知恵比べ。
何を食べ、何を求め、何を集め、何をするか。
現場で一番面白い案が採用され、想像を超えた珍事も発生します。
それを想定してあえて4行にしていると言ったら、言い過ぎですけど(笑)
確かに、必要最低限の工程表のような台本です。
ただ、この台本の行間を
「TOKIOとスタッフの想像力で埋める」
という明確な意味を持った台本だからこそ
視聴者にわくわく感を与え、
大人気のバラエティ番組となってるのではないでしょうか。
マニュアルメーカーとマニュアルレイバー
▪︎マニュアルメーカーとは
マニュアルを作る人。
かっこよく言うと、
新しい価値を作る人
ビジネスとして、咀嚼して言えば、
新しい仕組みを作る人であったり、
自分で目標に向かって、必要な仕事・業務を生み出せる人。
▪︎マニュアルレイバーとは
マニュアルに従う人。
この台本の場合だと、
台本に書いてあることにそのまま従う人。
ビジネスとして、咀嚼して言えば、
新しい仕組みを自分で作ろうとしない人であったり、
毎日、自分のルーチンワークの業務だけ回してる人。
TV番組においても
視聴者に対する新しい価値=わくわく感
とするのであれば
TOKIOがマニュアルレイバーでは
おもしろい番組にはなりえないのです。
今回のTOKIOがどちらかが明確ですよね。
4行の台本の価値
要するに、この「ザ・鉄腕DASH!!」の「4行」の台本の価値とは、
台本が4行であるが故に
TOKIOとスタッフは
必然とマニュアルメーカーになり、
視聴者に対する新しい価値=わくわく感
を提供することに繋がっているということ。
TV番組というビジネスだけでなく、
この構図はあらゆるビジネスにおいても
参考になるのではないでしょうか。
どんなに優れたビジネスでも
プロダクトのライフサイクルがあり、
競合を始めとした5つの脅威に囲まれています。
旧態依然としてることではなく、
いかに新しい価値を
ユーザーに提供し続けるかということが
成長のキーポントとなっています。
企業側としては
従業員の発想を活かす、マネジメントをすること。
行き過ぎた管理は、マニュアルレイバーを育てるだけであり、
いつか顧客に飽きられてしまいます。
ビジネスマンとしては
自分の仕事がルーティンワークにならないように+αを常に考える。
どうすれば、この仕事が収益にもっとインパクトを与えるのか。
どこを改善すれば、もっと効率化できるか。など
常に同じモノ・コトを顧客だけでなく、一緒に働いてる人に
提供し続けないように意識しましょう。
あなたのその行動が会社と組織の未来を変えます。
TOKIOのような職人気質な
マニュアルメーカーを目標にしましょう!
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